ベーコンエピ。 あのビジュアルと美味しさから言って嫌いな人っていないと思う。
普段パンを焼いたことがない方なら、なぜこんなカタチになるのか不思議に思いません?。
けど、この稲穂のカタチが、ファン(?)にはたまらんのよ。
エピとは麦の穂のこと。
でハードパンなので、ハード系のパンの粉である準強力粉を使うと、よりお店の味に近づくので、慣れて来たら、ぜひ、準強力粉で作ってみてください。
最初は強力粉100%、慣れて来たら、7;3、強力粉;準強力粉とか1;1とかでも。(準強力粉は手にくっついて扱いが慣れるまでムズイ)
エピの場合は、私個人的にゆっくり発酵させたりせず、普通のイーストの量でササッと作っちゃいます。
小麦をじっくり味わいたいリーンなパンはできるだけイースト少な目でじっくりと発酵させて作りますが。こういうパンって結局ベーコンの味ががつーんと一番にくるのでそこまで、簡単にすませやぅ。
材料(通常サイズ8本)
- 準強力粉…270g (リスドォルなどの準強力粉は、ねっとりと手にくっつ行きやすいので最初は普通に強力粉で作っても)
- 全粒粉…30g
- 水…190g
- ドライイースト…3g
- 塩…3g
- 普通のベーコン…8枚
- 砂糖…5g
作り方
- 軽量した水にドライイーストをしっかりと混ぜ込んでおく。別にボールにそのほかの粉類を計量して入れる。
- ボールにいれた粉類を泡だて器などでしゃしゃっと満遍なくまぜあわせたら、ドライイーストを混ぜ合わせた水をいれ、菜ばしなどでぐるぐると混ぜていきます。
- 菜ばしをスケッパーに持ち替え、下からひっくりかえしたり、手でこねたりしながら、水と粉を満遍なく馴染ませていきます。5分くらいくりかえし、全体的に水と粉が馴染んだら、ラップやフタなどをして1時間半~2時間ほど放置。2倍くらいにふくらむまで一時発酵。
- 2倍くらいにふくらみ、一時発酵が終了したら、パンマットに打ち粉をし、その上に生地を出す。8等分し、それぞれをまるめたら、濡れ布巾をかけ、10分ほど生地を休ませる。ベンチタイム。
- 麺棒で1個づつ小判型にのばす。ベーコンの長さまで。(この成形に関しては下部の私の作った動画みてね)ベーコンを真ん中において両サイドの生地を真ん中にもってきてくっつける。さらに長いほうの辺の両端をくっつけ1本の筒状に。この綴じ目を下にしておく。8個成型するのでその間に乾燥しないように、霧吹きでみずをかけたり、濡れ布巾をかけたりしながら。
- 筒状になったものを、2,3cmほど等間隔に、下の皮1枚残す感じで上から下に斜めににキッチンバサミで切れ目をいれていく。けっこう思いきり切ってください。下3mmほど残っていれば十分繋がってる。動画みてね。
- 切れ目を右、左に互い違いに開いていく
- 8本文成型したら、オーブンの発酵機能で35度で20~30分。若干ぷっくりしたなくらいでOK。
- お化粧に、茶漉しなどで強力粉をほんのり上からかけ、250度に予熱したオーブンで15分、こんがりいい焼き目がついたら出来上がり
美味しいエピを焼く4ポイント
- 作りにくくてもリスドォルなどの準強力粉を使うこと。粉一つで味が変わって来ます。とはいえ初めて作りますって方は普通の強力粉で練習しても全然いいと思います。ハードパンならではの外側バリッと内側モチっとの食感とベーコンの味が絡まって、本当に美味しいです。
- 成形の際はしっかりと打ち粉をふっておく。パンマットや、手、綿棒、全体にしっかり打ち粉しておくと成形がスムーズに進みます。
- 成形の時のハサミ入れとの時、斜め下に向かって、皮一枚の薄さを残す感じで思い切って切ること。そして、切った瞬間、ハサミをスッと後ろに引くこと。するとピンと麦の穂が尖って立ちます。dk位上がりが尖ったかっこいいベーコンエピになります。
- 焼成時は高温で一気に焼く!これ大事!準強力粉は高温で焼くと、外側バリッと内側しっとりもっちりするのが美味しいので、できるだけ高温で、適度な焦げ目をつけて焼き上げよう!
ベーコンエピ、何度焼いたかわかりませんが、これを持っていくとママ会でも喜ばれるし、親も、子供も皆喜んでくれます。
是非是非自分で作って周りの皆さんを喜ばしてあげてくださいね。
うちの息子、かなり不器用ながらもエピの成形は随分うまくなりました。
いつか全行程一人で作って食べさせて欲しいな。
今回は、エピ、母にクール宅急便で送りました。
コロナで会えていないので喜んでくれるといいなー。